MUTTの後継として すっかりお馴染みと
なったハンビーですが いよいよ後継車両が
配備されはじめました
米軍ミシガン州で最初の歩兵分隊車両を受領
米陸軍はゼネラルモーターズDefense LLCに
よって作られた最初のInfantry Squad Vehicle
ISV/歩兵分隊車両を受け取りました。
歩兵分隊車両はシボレーコロラドZR2を
ベースにして、民生用パーツを90%も
使用していますが、9人の兵士の歩兵分隊を
戦場全体にすばやく運ぶように設計されています
ベースとなったシボレーコロラドZR2
ISVはUH-60ブラックホークヘリコプターに
スリング搭載して移送できる程ほど軽量で、
CH-47チヌークの機内に十分に収まるサイズです
ディフェンスニュースより
米陸軍はGMディフェンスと2億1400万ドルの
契約を結んでおりGMDは649両を納入予定しています
米軍は2028年までに最大2,065両を取得したい
意向のようです
搭載エンジンに関してはコロラドZR2が
6速オートマチックとの組み合わせで
2.8ℓの直4ターボディーゼルエンジンが
186hp、最大トルク369lb-ftとなってますので
だいたいこんなもんだと思われます
またこの車両は第82空挺師団や第101空挺師団の
ように機動性が重視される部隊に優先的に
配備予定されています
このISVの他に共同軽戦術車両JLTVも
2020年に15,052両が発注されています
これはAMGeneral ロッキードなどとの
競合に勝ったオシュコシュ社製の車両で
ハンビーなどよりIED/即席爆破物に対して
抗力が上がっています